ロシアンレッド(Russian Red Garlic)


入手の方法
令和2年9月30日
インターネットで新品種入手を試みました。
 国際的な通販サイトをあちこち当たりました
が、種苗の輸出制限が厳しくなっており、なか
なか海外発送してくれる種苗会社はみつかりま
せんでした。しかしAmazon.comを丹念に探し
てみると、日本発送OKの業者がありました。
価格は33$、そして送料はなんと40$・・・
合計73ドル。日本円にして約8千円のニンニ
クの種。かなり悩みましたが、お酒を飲む方な
ら2回分の飲み代と変わらない、と変な理由を
付け自己暗示にかけて『ポチ』っとしました。

令和2年11月28日
注文から2ヶ月後、植え付け適期を大きく外れて届きました。
 40$の送料を払い、発送の連絡も数日で届いたので、すぐに到着するだろうと思っていたら、なんと到着まで2ヶ月もかかってしまいました。いったいどこでそんなに道草を食っていたのだろう!?おかげで埼玉県はすでに厳冬期に突入。もう植え付けるには遅すぎです。

令和2年11月28日
届いた中身の確認
 届いた品物はしっかりしていました。立派な
種球が3球。外皮を剥いても、ほぼ病害虫は見
つかりませんでした。まあ、種苗として販売し
ているものだから、当たり前と言えば当たり前
ですが・・・。




栽培
令和2年11月29日
遅くなりましたが植え付けました
 台所用の次亜塩素酸を希釈(正しい希釈倍数は存在しないので、ざっと20倍程度に薄めました)して殺菌し、本来の種子消毒剤『ホーマイ』を粉衣。その後、リスク分散のため、庭とプランターの2カ所に植え付けました。

令和3年2月11日
少し芽が伸びてきました
 厳冬期を過ぎ、少し暖かい日が続くようになってきたところですが、ようやく遅植えのロシアンレッドが出芽してきました。ちなみにプランターの方は、日当たりの良い場所に置いておいたためか、すでに3枚ほど葉が展開しています。

令和3年2月24日
よく芽が伸びています
最近少し暖かい日が続いたせいか、急速に芽が伸びてきました。さすがに適期に植え付けた他品種ほどではありませんが、これならある程度の収穫は望めるかもしれません。

令和3年3月16日
想像以上にしっかりしてきました。
厳冬期は、ほぼ地上部が無かったにもかかわらず、ここでぐっと背丈が伸び、茎の太さも太くなってきました。

令和3年4月18日
やはり少々生育が悪いか・・・
 3月時点では、かなりアホブランコや野村系に近づくほど生育しているように思われましたが、やはり大きく生育は劣っています。越冬前の根の張りなど、地下部の生育が不十分だったのかもしれません。11月29日の植え付けでは少々遅すぎたのでしょう。

令和3年5月2日
多数の花茎らしき芽が発生
 花茎らしき芽が、主幹の中心だけでなく、下位葉の葉腋部分からも発生してきています。まだ花茎とは確認できていないので、収穫時に分解調査を実施するつもり。

令和3年5月15日
収穫しました
 マルチの左端から4列分がロシアンレッド。だいぶ株が小さくなってきたように感じたので、収穫することにしました。
 収穫してみると、まだ尻の張りが悪く、少々早すぎたかもしれません。
 鱗茎の発達が悪いのは、植え付け遅れの影響もあると思われるので、次作の宿題とします。