栽培
令和2年9月27日
種球のチェック |
とにかく丸のまま植えるということで、種
球を大量に確保するのは難しく、また、そも
そもどんな成長をするのかも不明なので、初
年度は少しだけ植えることにしました。買っ
てから、少々長く保管していたので、かなり
腐りが入って使えない種球も多かったです。
とにかく、皮を剥いてみないと良く分かりま
せんでした。 |
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令和2年11月8日
病気が発生し、発芽が揃いません |
もともと種子用ではなく食用だったので仕方がありませんが、立ち枯れ症状がみられました。また、そもそも発芽前に腐敗してしまったものもあります。 |
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令和2年11月14日
発芽したのは10球のうち6本のみ(写真の右端2列) |
結局、発芽したのは10球植えたうちの6本のみ。しかもすでに葉枯れ症状が現れていて、この先の生育が心配です。 |
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令和3年3月6日
病気が広がっています |
この日、穴あきトンネルを撤去しました。
無事冬を越せたものも、立ち枯れたり葉枯れが進んだりして、全体にあまりよく生長していません(左から2列分、その右のアイユローズと比較すると、その差は歴然ですね)。 |
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令和3年3月31日
花茎が伸びてきました |
一片種ニンニクは花茎が伸びてくるのも圧倒的に早い。他の系統は、まだ葉が伸長してきている段階です。通常ならば花茎は抜き取って、鱗茎の肥大に栄養分を回すことを考えるのですが、とにかく一片種の増殖を考えた場合、種子が出来る可能性も考えて、今回に限っては花茎を残しておくことにしました。 |
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令和3年5月9日
花茎が垂直に伸び、総苞内部で何かが大きくなっています |
最初、横にうなだれるような姿勢だった花茎が、ピンと垂直に伸びてきました。そして総苞内部では何かが大きくなってきています。 |
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令和3年5月15日
1株を残し、全て収穫しました |
唯一残った1株だけは花茎を伸ばし、総苞内部で珠芽が成長しているようです。他の個体はとっくに枯死しているので、掘り起こしてみました。 |
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令和3年5月23日
総苞が裂皮しました |
残った株の総苞が裂皮し、中から小花や珠芽と思われるものが見えてきました。調べてみると、小花は不完全な形態だったり、珠芽に栄養を取られたりするため、基本的に不稔とのこと。一方珠芽は、数えてみると20個以上着果しているので、どうやらこれを使って繁殖しているのだろうと推測されます。 |
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